4月16日(月)は高校1年生、17日(火)は高校2年生対象に、岡本尚也先生をお招きして課題研究の講演会を行いました。

　初めて課題研究に取り組む1年生に対しては、課題研究とは何か？　なぜ課題研究をするのか？　などの根本的なことから、基本的な課題研究の進め方などを話していただきました。

　2回目となる2年生に対しては、よりよい研究にするために必要なことなどを話していただきました。例えば、立てた問いの中に含まれる言葉を掘り下げて細分化することによって明確で具体的なリサーチクエスチョンを設定できることなどです。また、そのためには必ず勉強が必要であることも強調されていました。

　自ら問いを立て、自分自身のアイデアで課題を解決する過程を楽しみながら納得のいく研究ができることを期待しています。

講師紹介　岡本尚也先生

　一般社団法人Glocal Academy代表理事で物理学博士。1984年鹿児島に生まれ、慶應義塾大学理工学部卒、同理工学研究科修了後、ケンブリッジ大学で物理学博士号を取得。さらにオックスフォード大学にて日本学博士号を取得。ケンブリッジ大学在学中の研究論文がNature Materialsなど世界のトップジャーナルに掲載される。現在は、後進の育成や、社会や学術における諸課題に取り組む個人及び団体を支援する一般社団法人Glocal Academy代表理事を務め、全国のSGHやSSHの課題研究指導、教育プログラム作成、企業の意思決定などの支援を行っている。