12月3日(月)、ウィルチェアーラグビー日本代表キャプテンの池 透暢(ゆきのぶ)選手が高知学芸高校1・2年生を対象に講演会を行いました。
池選手は19歳のときに交通事故に遭い、左足切断、左腕の自由も利かなくなるなどの大変な障がいを負いましたが、その後努力とチャレンジを続け、現在はウィルチェアーラグビー日本代表キャプテンとして活躍しています。2016年リオデジャネイロパラリンピックでは銅メダルを獲得、2018年世界選手権では初優勝を果たしました。
「挑戦し続ける事でつかんだこと」と題して、前半は池選手のこれまでの歩みを振り返りながら、一歩ずつ前に進むことの大切さを語ってくださり、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。
後半は競技用車いすに乗って実技を行いました。車いすの操作の難しさや車いすどうしの衝突の衝撃、ウィルチェアーラグビーのおもしろさを体感し、また池選手のスピードとテクニックに圧倒されました。
池選手は、講演の後も生徒の質問やサインに快く応じてくださいました。翌日にはアメリカのリーグに参戦するため渡米するという大変お忙しい中、本当にありがとうございました。