教育方針
高知学芸中学・高等学校は、終戦後の社会や教育界の混乱期に「ひとりひとりが落ち着いて勉強できる平和な学校を」、「日本再建の力となれる人材を養う学校を」という要望のもとに、高知大学関係者を中心として創立されました。教育の基本姿勢として次の七条が示されました。
教育を通じて目指す人づくり
やさしい人になるように
自己中心的にならないよう、広い心を育てたい。
開けた人になるように
国際社会に役だつ知識を身につけ、新しい感覚をみがきたい。
正しい人になるように
何が正しいかを、いつも追求しつづける人間でありたい。
働く人になるように
知識を身につけるだけでなく、強い実践力を養いたい。
生活の三原則
学芸高校初期のころ、生徒と先生が一体となった教育実施の中から、生活のポイントとも言うべき次の三つの事項を、「三原則」と呼んで尊重する気風が生まれました。以来、これが伝統として定着しています。